びさいの教育

絵本の読み聞かせ

毎日それぞれのお部屋で担任が読み聞かせするのに加え、毎週月曜日「えほん館」に全園児が集まっての読み聞かせの時間があります。保護者のボランティアさんと職員とが絵本や紙芝居をよんだり、素話、詩の群読、等々をしたりしています。そうして、楽しみながら聞く力が育まれます。
絵本は総合芸術です。読み聞かせをしてもらう時、その本領が発揮されます。
視覚入力(絵)と聴覚入力(声)とがとけあってふくらむのが絵本世界です。ですから絵本ははじめから読み手と聞き手を要求しています。つまり、コミュニケーションのいとなみです。
絵本の時間のあと、園児たちは絵本を借りて帰ります。家庭での読み聞かせは、親と子のの絆を深めるたいせつなひとときです。親子がいきをあわせてストーリーをたのしみ、子どもを膝にのせて声や体のぬくもりを伝えあうコミュニーケーションです。
そのひとときに、子どもたちは翼を養っているのです。大人の世界とは別の世界を、夢みる力ではばたくのです。
絵本を読んでもらった子どもはやがて、わが子に絵本を読む大人になります。ぬくもりと思い出を抱いた、上質のコミュニケーションの連鎖が、転がりだします。