●2010年3月の記事
怪談―園長通信
- 2010年3月31日|
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今年度さいごの園長通信です。
着想は怪談にふさわしい7月、それを手をつかって文字にしたのが3月。構想をあたためていたわけではなく、ほっといてチーズみたいに熟成したわけでもない。思いとその実現、意識と行為との隔たりを思うこのごろです。
二十二世紀をむかえるためにvol.10.pdf
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これ何だ!?その3
- 2010年3月25日|
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何だ!これは!?
これはお母さんが赤ちゃんたちにおっぱいをあげているところです。ちょっと珍しいシーンでしょ。
蜂蜜の食べすぎで抜けなくなったプーさんみたい?
ある朝のこと、エサやりをしようと思ってうさぎ小屋をあけるとお母さんの姿が見えない。どうしたのかと思ったら、120センチほども高さのある棚にのっている。一体どうやってのぼったのか!? 飛び乗ったとしたら、その跳躍がみたいなあと話しておりました。
ただ、登ったはいいが自分で降りれないらしく、おろしてやると一目散に授乳に走ったのでありました。それが一枚目の写真なのでした。
その日以来毎日朝には、棚の上で発見されるお母さんうさぎ、がぢみみちゃんなのでした。
これ何だ!?その2
- 2010年3月24日|
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3月17日のブログ、「これ何だ!?」のつづきです。
こぶたちゃんみたいなこの子はだーれ?
ふかふかベッドからこぼれおちるように飛び出てしまいました。
このこはだーれ? もうおわかりですね。
遊びの学校?
- 2010年3月23日|
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玄関ホールの花瓶に、
よく見ると、
園児の創ったちょうちょがとまっている。
「遊び」は多様な意味をもっていますが、こういう「遊び心」も、「遊び」というものの楽しい一面です。
おまけ。
園児たちが散歩に行って、菜園で見つけた春もかざってあります。
卒園児とカタツムリ―いのちが軽々しく語られる時代に
- 2010年3月22日|
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もうすぐ卒園式だ。今年も立派に育ってくれた子どもたちを送り出すのは名残惜しくて仕方ない。その立派な彼らを思い出しながら、書きそびれてきたことを書き遺しておきたい。
かたつむりとのおつきあいがたけなわの今年度の夏のこと。年中組である事件が起こった。
さくら組のベランダに、カタツムリの胴体部分が殻と引き離されて、あった。その無残な姿の回りに子どもたちが集まる。
虫たちなどの生きものとのかかわりは興味本位で始まることが多い。カタツムリはナメクジと殻とのセットだ位に思って、ヤドカリ感覚で引き離したりつついたりしたのであろう。本人はもちろん悪気はなく、悪いことしたとも思っていないかもしれない。そこで、一体どうしたのか、これはどういうことなのか、担任が子どもたちと話し合いながら、生き死にについて体験的に考えを深める。
カタツムリの殻はお家ではなくて、体の一部だから、髪の毛を引っ張られたり手をひっぱられたりするように痛い、ということを担任が話す。どうすればいい?と投げかける。
そこへプールに入る準備のできた年長組さんの姿が見える。すみれ組のお兄さんお姉さんに聞いてみよう。
その無残な姿を見て「死んじゃったらもどらんよ」「もう生きれん」という声が漏れるが、責めるのではなく、いっしょに沈んでいるといった感じ。昨年、興味本位でつかまえたものの後のお世話ができなくて何匹も死なせてしまった経験を持つ彼らならではの接し方・受け止め方だったかもしれない。そこで今度は年長の担任もどうしたらいい?と投げかける。子どもたちが真剣に考えていることは、写真の表情からもうかがえるであろう。
担任は二人とも不用意に「いのちは大事だ」とお説教(子どもに考える余地を与えず大人の考えを押しつけること)したりせずに、ちゃんと考えてもらおうとしている。考えてもらうには、「考えなさい」と言うのではなく、問いかけることだ。大人だって生き死にの事実の前に立たされた時、明確な答えなんてもっていないのだから。
年中の子どもたちが出した提案は、「埋めること」。でも、「まだ生きてるよ」。それなら、その殻をはがされたカタツムリをもう一度お世話したら殻ができるかも、ということで飼うことに。でも長く生きなかったことは言うまでもない。
その10日ほどのち、目にした光景がこれ。
年長組の子どもたちは一学期終業を前に、飼っていたカタツムリをにがしに外に出てきた。夏休みに入るとお世話ができなくなるからだ。おのおの別れを告げたりお礼を言ったりしている。
この、いきものとむつみあう姿を見て、ある光景を思い出した。いつかもこんなことがあったのではなかったか。
はい、ありました。
彼らが年少ちゅうりっぷ組のころのある雨の日、カッパを着た園児たちの姿が園庭に見える。担任に伴われて、かわいがっていたカタツムリを園庭にかえしに行く光景だ。
いろんな事をそっちのけで、カタツムリ に夢中だった子もいたっけ。
バイバーイ
バイバーイ。ありがとう。さよなら。
「いのち」ということがしきりに語られる今は、いのちがもっとも隠される時代であるとも言える。その証拠に「いのちの尊さを教える」「尊いいのちを大切に」というインスタントな感じのする言葉をよく耳にする。いきものをめぐって、幼稚園生活の中でも、丹念な付き合いが積み重なり伝達されながら、醸成されてくるものがある。それが言葉に、根っこや重さをあたえてくるであろう。
これ何だ!?
- 2010年3月17日|
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これなーんだ。
何が起こっているのでしょう!?
自分製作
- 2010年3月14日|
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年長すみれ組。
卒園まであとわずか・・・・
先日、最後の壁面作りとして、自分の姿を画用紙で製作しました。
教師:「今日は時間は決めないので自分で満足するまで自分の顔を作ってください」
子ども:「超まんぞくするまでつくっていいだ?」
教師:「超満足するまでつくっていいよ」
もうこの時期になると鉛筆で書いた線に沿って紙を切らなくても、はさみと自分のイメージだけで製作ができるんです。
おもしろい!ていねいに歯まで作っています!
似てる!似てる!しかも面白い事に子どもたちが「超まんぞくしたわ!」って口をそろえて作品を担任に持ってきます。
実に個性的!製作1日目はこれで終了。子どもたちは次の日の体作りが待ちきれない様子。
子ども:「せんせい!あしたは、おきにいりのふくきてきていいだ?超・超まんぞくしたいに!」
教師:「いいよ!超・超満足しないや!」
2日目は体を作ります。さてどんな作品になったのかはお楽しみ☆
きちんと片付けが出来るようになりました。ただ紙切れを集めるだけではありません。ほうきとちりとりを使って集める人と、使える大きさの紙は正方形に切って、製作遊びのときに、人が使いやすいようにしている人がいます。
あと少しで卒園をむかえる子どもたちのちょっとしたことに過敏に反応してしまう担任なのでした。
そしてこの日は嬉しい事がもうひとつ。
子ども:「せんせい!ついにできたー!!!!」
と廊下から叫び声がきこえ何かと思うと、下の階から「こま」を手に乗せ全力で2階まで戻ってくるというウルトラC。
通称:先生しかできないスペシャル(笑)ができたという。
一体1月から何百回こまを回したんだろう。
まもなく幼稚園を去るというのに、遊びがますます冴えわたる。さすが遊びの学校!!恐るべし子どもたち。先生も負けんからね!
寒空のただ中に春が来た
- 2010年3月10日|
- 園長の一言千言 |
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えほん館の時間に、学生ボランティアさんが「春を見つけた」という紙芝居を読んでくださいました。そして私が園児たちに、「みんなも春を見つけてみてね」と言いました。
その日のお迎えの時間、外から年長組の園児が二人、息せき切ってやって来て「えんちょーせんせー、春を見つけたああああ! ちょっと来てえー!」あわてて靴をはいて彼らの後を追いました。すると「春を見つけた!ほらー!さくら!」といってお隣の庭を指さすので、見ると、この何日かの凍てつく空気の中をあたたかい色の花が灯っているのでした。
こんな時に園長をしている悦びを感じます。子どもたちの鮮烈な感性、そのまっすぐな発露。すばらしいですね。さらに、花によってもたらされたその喜びを、わざわざ私に伝えに来てくれるというのが、嬉しい。本当のよろこびは他者と分かち合わずにいられないものだということを、思うのでした。
今日は楽しいひなまつり♪
- 2010年3月 3日|
- びさいっ子の部屋 |
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今日3月3日は、『ひなまつり』✿
ステージには、さくらぐみ・ちゅうりっぷぐみ・たんぽぽぐみ
のオリジナルおひなさまが飾られ、とても華やかになりました♪
びさいっこたちは講堂に集まり、おひなさまの由来を聞いたり
歌を歌ったりしました。
由来は、桃の花の妖精“モモちゃん”が、絵本を見ながら
わかりやすくお話をしてくれました!!
そして、遠藤先生が、おひなさまクイズも出してくれました♫
さて、お昼からは子どもたちが今日一番楽しみにしていた・・・
おやつタ~イム!!!!!
ひなあられに、ポン菓子に、お団子に、カルピス☆彡
みんな、このおやつに大興奮!!
大きな団子をほおばり、「今日一日、楽しくて、おいしかったな♪」
と満足そうな子どもたちでした❤