今日のびさいではないですが、先日行われた「すみれ2組」による全園児を巻き込んだワンダーランドの紹介。
きっかけはとある男の子の些細な一言。「おへやぜんぶをめいろにしたい!」かれこれ二ヶ月以上も前のはなし。
こちらにありますは教室の天井から吊るされた牛乳パックと紙で作られた飛行機。後にこの飛行機を製作した子どもに重要な任務が与えられます。
「○○くんはせいさくめいじんだからこれでめいろみたいなゆうえんちができる!!」
製作名人の誕生で夢の達成まであと一歩。ただの迷路から総合エンターテイメントにスケールアップしています。
「やるならおきゃくさんをよぼう!」期待の膨らむ子どもたち。
女の子:「となりでおみせしてあげる!!」気合が入っています。
早くも女の子たちは、午後からお店の模擬オープン。本番に向けてちゃかりお客さんを呼んで固定客を増やしている模様。(レストランにケータイショップ)
男の子:「じゃあぼくたちはヒーローショーをするわ!」
紆余曲折しながら男の子たちが計画して演じるのは「びさい戦隊コマレンジャー」(笑)。一日中コマを回してますからね。
面白いのはここから。このコマレンジャー、なんと台本もセリフも司会も音響もすべて子どもたちが作っています。特に登場シーンの音楽選びは色々な意見をぶつけながら必死。練習も重ねています。担任も友情出演です。敵として(笑)
待望の遊園地の名前は製作名人の名前をとって「○○○ぃランド」に決定。そして彼は製作の指揮をとることに・・・名前の理由は、ディズニーランドみたいで楽しそうだとのこと。
早速午前中に男の子は大型積み木やすべり台、トンネルを使って楽しいすみれ2組遊園地を製作し、女の子はなんと全園児分の入場チケットを製作。・・・午後から開園。
こちらは入場券を受け取る様子。はたして客入りは・・・・
いつの間にか全園児集合。廊下にもお客さんが溢れています。
何気に異年齢のお友だちをエスコートしてくれる紳士な接客。
お店やさんも大忙し。売る人、買う人、作る人。
お客さんの百万ドルの笑顔が楽しい証拠。
最後はコマレンジャーがアドリブを交えて大爆笑のステージを届けてくれました。
とある子どもの何気ない一言が時間をかけて夢を膨らませ、友だちの協力を得て叶った瞬間を嬉しく思う担任でした。