2009年6月6日 家族参観と講演会にたくさんの保護者の方が参加してくださいました。
ちゅうりっぷ組は講堂で、まずはおあつまり。
たのしくおどったあとは、親子でほんわかと工作です。
たんぽぽ組さんもいっしょです
さくら組はお外での活動。願い通じて雨も上がって、スキップも軽やか。
盛り上がった玉入れ
ちょっと緊張気味だったすみれ組さんも、担任のギターの音がしたとたん立ち上がって踊りだします。いいノリ!
壁には子どもたちが自主的に、協同して作り上げた、海や動物園がみえます。
お父さんの肩車、いちばん高い特等席はいいながめ、そしていい光景
三村健一先生の講演会
前半は年長組園児もいっしょに、後半は大人だけでお話を伺いました。
内容は、最初から最後まで一番大事なことに絞って伝え続けるというものでした。それは、肚(はら)。子どもたちは頭で情報を集めて考えるのは上手になったが、肚で考えるということが弱くなっている、と。(先日の空手教室でも、そこが焦点だったことは、ブログをご覧ください。)
丹田ともいいます。体と気持ちはつながっていて、それを調整するのが丹田。気持ちの芯でもあり、そこを意識することでうつわが大きく深くなる。問題のあるところをいじって直そうとするのでなく、中心を充実させることが肝腎。
それは心の体が落ち着く場所。よりどころ。そして、かえる場所。こんなふうに道に達した人からはすごい言葉が出てきます。ほとんど宗教的な境地といってもいいものです。
それを「ここ」といって体で示していきます。
卒園生の岩佐姉妹の演武には、聴講者皆が息をのんで吸い寄せられるようで、講堂の空気がかわりました。(私も見入ってしまって写真が撮れていません。)
最後は、自らも武道経験者の青木PTA会長がしめてくださいました。
はら いき ま
この三つが生きる力にとって大切というメッセージを、三村先生、そして岩佐姉妹、ありがとうございました。
保護者さんのアンケートより
・はじめて空手を見てこんなにもひきよせられるものなのだと感心しました。
・おなかがしっかりと落ち着くと心が落ち着くというのは思っていたことなのでやはり、と納得できました。
・中心に深く一本、しっかりと落ち着いたものを持つと美しく豊かになれるのかなと思います。
・自分自身はらがすわってないと思うことがたくさんあり、子どもの前に自分が鍛えたいと思いました。
・武道の心はすべての人にとって大切であるように思いました。丹田に意識を持っていくと親も子も楽しく生きられるように感じました。