6歳児のとむらう心

冬のある日、年長組の女の子が二、三人、お墓を作るんだと言って走ってゆき、しばらくしてみるとこんなお墓ができていました。

 

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きちんとお花も供えてあり、弔うということの表現に驚かされます。その「こころ」が見事に「かたち」に出ています。

蝶のさなぎを捕まえて来て、その蝶を調べて、孵るのを楽しみにしていたのですが、結局孵らなかった。そのさなぎの埋葬だったのです。

彼女たちがこのお墓を前に合掌礼拝していたのは言うまでもありません。

 

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