「うきうきクッキング」お楽しみ会ではすみれ組がちょっとした出し物をしました。その中には「コマレンジャー」という劇がありました。これは1年前のすみれ組がはじめたものです。(かなり長いブログになります)
↑ これは1年前の元祖「コマレンジャー」。今のすみれ組が年中組だった時に目を輝かせてこの劇をみていたことを思い出します。
(この時のブログはこちらをご覧ください。
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ここからは少し時間を遡ってみましょう。(今年のすみれ組の話に戻ります)
すみれ組では1月になると自分のこまに色をぬって遊びで使うようになります。
↑「テープをはるとこまがひかるよ!」とある子どもが大発見!
↑最近では金・銀・パールに光っています!ひとつの遊びの中から子どもが色々な発見をして日々変化していくこま。さすが「遊びの学校」だなぁ。
そんな中ある子どもがこんな事を言いました。「せんせい!いつになったらぼくたちコマレンジャーになれるだ?」
教師:「先生もどうやったらコマレンジャーになれるか知らんに」
少しいじわるをしてみました(笑)
すると子どもたちは・・・
「こまが手にのったり、なんか技ができるようになったらコマレンジャーになれることにするわ!」
まさかの自分ルールを適用していました。しかもその後一日中こまを回す日々。
いつの間にか何らかのストーリーのもと何かになりきって遊んでいます。続々とコマレンジャーも誕生している模様。
「ぼくはこまをまわすよりおんがくかけたいな」ということで音響さんの誕生。意見を言い合いながらイメージに合った曲を選んでいきます。ちなみに音響さんしかデッキをさわってはいけないらしい。
ちゃんと決まった曲と何番目にその曲が入っているかををCDにはっていました。
「ぼくはマイクでしゃべりたい」という子はしゃべる事をメモしていました。
こちらは物語のステージとなるお城をイメージして描いています。
そして「せんせい!いつもより大きい紙とえのぐだして!」
イメージ通りにできたかな?その名も「すみれ城」
ちょっとずつ練習が始まりました。まだまだ物語が上手く進みません。
上手くいかなくても「うきうきクッキング」で劇をするという日程は決まりました。
はたして間に合うのか!
練習後に必ずあるのが司会さんと音響さんによる点数発表とこうすればもっと良くなるという辛口コメント。
「おんなのこがつまらなそう」、「コマレンジャーがなにをいっているかわかりにくい」
「きょうは22点」
それでも楽しいらしく子どもたちは毎日「きょうもコマレンジャーしたい!!」だって。
こうして少しずつ物語が作られ、本番の日がきました。
少し緊張気味の司会さん。
劇が始まる直前に、突然音響さんはアドリブで手拍子をしてお客さんを盛り上げてくれました。
ちゃんと背景にはお城が飾ってあります。
「これでおわります。ありがとうございました!」
ずっと食い入るように観てくれたお客さんたちはどんなことを感じたのかな?
おまけ:このあと教室で恒例の得点発表が行われ、100点、100点、150点合計
350点を獲得し歓喜の声に沸くすみれ組なのでした。
実はすみれ組には「コマレンジャー」の他にもうひとつ実現したい夢があってこれから挑戦していくところです。それは・・・まだ秘密☆