年長5歳児すみれ組。これは夏休みになる前のおはなし。
すみれさん、プランターを二階に担いで何してるの?
みんな必死です。
「あのね、おへやのそとで(わた)をそだてるんだよ!」
そう!テラスで綿を育てる事に挑戦するんです!
しかし・・・種をうえても生えてくるのは草ばかり・・・・・1回目の失敗です。
気を取り直して再挑戦!!!種を取り替えて気持ちも切り替えて今度こそは!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・2回目の失敗。
水をあげても生えてくるのは草ばかり・・・しまいには「このくさは(わた)にちがいない!」なんて子も・・・
そこははっきりと
教師:「これは綿じゃなくて草だわ」
子ども:「せんせい!なにがいけんだあか?」
教師:「・・・・・・・・・・・・・・うーん何がいけんのかな」
先生にだって分からない事があるんです。・・・・・・・
そんな時現れたのは・・・・鳥だ!飛行機だ!いや園長先生だ!!
園長先生は去年収穫した綿と、綿繰り機なる道具を持ってきてくれました。
この綿繰り機を使うと、綿と種をわけることができるのです。子どもたちも楽しそうに綿と種をわけています。
このように種だけが残ります。大人がやっても楽しい作業です。
こうしてとれた新鮮な種をみんなで植えました。残念ながらここで終業式となりました。
そして夏休みに入ったある日・・・
あっ!これはもしかして・・・・草かな?いや草じゃない・・・
もしかすると・・・・・
さて、出た出た芽が出た何の芽だ?
2学期の子どもたちの顔が楽しみです♪