先週の木曜日にびさい初の全園児あげての本格的なクッキングを行いましたが、週明けに保護者の方から肯定的な感想をたくさんいただきました。来年も またやって!いいことされましたね、等々。なかでも、子どもたちが家で話を聞かせくれましたという声が多数。子どもたちにとって印象にのこり、興味深い活 動だったことがうかがえます。
お手本にしたがって調理開始
今日は「包丁スタート」はたまた「手開きスタート」といったところでしょうか
骨をとります。 包丁でたたきます。包丁が見えないほど速い!
おいしそう!不ぞろいなところが子どもたちの苦心を物語っていて愛らしいですね。 生きたカニが登場しました。「うわー!いきてるううう」
子どもたちはカニを!なんとまあ、ぜいたくな。そしてにわかにお母さん方へのプチお料理教室
お味の方は・・・濱野さんからも「うまい」とOKがでました。
大鍋からよそって、お母さんがこどもたちに手渡し。いい光景です。
とにかく、地のものを。地のものを食べて体が地のもので作られたら、大きくなって県外に出ても、体に根付く「地」のベースが、Uターンへの動機になるのではなかろうか。「ふるさと愛」の醸成です。
今回のクッキングは初めてで、でも、単に単発のお楽しみイベントだったというわけではありません。打ち上げ花火じゃなくするためには、事前のプロセスもとっても大事!それは、またお話しますね。
お手本を見せてくれるのは「美佐」の濱野政和さん。「この魚は何でしょう?」「いわしー」「まいわしー」「さすが境港の子だ、」と料理だけでなく子どもたちとの掛け合いやトークもお上手。
境港では「ブックスタート」「アートスタート」が盛んですが、
頭をおとしてお腹を開いて いい手つきです!
内臓をきれいに洗いおとします。ボールの水が鮮烈な赤に染まります
粘土のように混ぜてお湯に入れ
すくいます
一仕事おえた子どもたちにごほうび?
自分たちでこしらえたつみれをはこび、湯気の出るお鍋に投入。
5升のごはんをかき混ぜるダイナミックな光景
さくら組さんはネギ切り。手つきがいいと評判。一朝一夕ではこうはならない。そのことはまた、機会を改めてお話します。
白菜とこんにゃくをそうそうにちぎり終えたちゅうりっぷ組さんはおむすびに取り掛かります。
部屋に湯気がこもって、あったかくてたのしいおいしいクッキングそしてお食事でした。
そして、とくに年長はイワシの丸ごとをさばくことで、切り身ではなく、生きものの全体性を経験する。
その他、狙ってることはいくつもあって単なる「食育」ではないのです。