年長5歳児すみれ組。
夏の終わりの夏季保育から何やらにぎやかなすみれ組。今日は講堂に集まって何かしています。
何を見てるの?
あっ!!去年のすみれ組さんの鼓笛隊の練習風景を見てるんですね!
先生にとっては懐かしい映像。今のすみれ組さんはどんな風に感じているのかな?
目が真剣そのものです!食い入るとは正にこの事。
あまりにみんなが楽器に興味を持ったので今日は楽器の紹介です。こんな音が出るんだよ。
ひとつだけ話をしました。
教師:「みんなが好きな楽器が見つかるといいね!ここにある楽器は今から好きに 使っていいよ!」
次の日の朝。講堂から何やら楽しそうな音が・・・(隠し撮りです)
それぞれが思い思いに楽器をしています。色々楽器を変えたり、ひとつの楽器を続けたり。
とても音楽とはいえませんが(笑)やってみようという気持ちは大事です。ほら、楽しそうな音色につられて仲間が増えました。
音を楽しむのが音楽の大事な入り口なのです。
ほらまた仲間が増えました。その中で自分の挑戦したい楽器が決まっていきます。
だから今年も運動会で鼓笛隊に挑戦することはすぐに決まりました。音楽だって自分たちで決めるんです。「前のすみれさんみたいになりたい!!」だって。
一年前のすみれ組さんは今のすみれ組にしっかり「憧れ」を与えていました。ありがとね☆
色々な意見を出し合いながら、鼓笛隊で挑戦する曲と入場の曲が決まりました。
自分のやりたい楽器が決まるとこんなことを言う子どもたちが出てきました。
「せんせい。きのうできんかったとこおしえて!」
「じぶんたちで音楽かけたいけん音のならしかたおしえて!」
なんぼでも教えますよ☆
少しずつ自分たちのパートを覚えたり、友達に観てもらったりして緊張感を持ちながら、今日もまたひとつ成長していく子どもたちです。
「紙で楽器つくったよ」
遊びのひとつに鼓笛隊も増えた今日この頃のすみれ組です。
追伸:
音楽好きの担任ですが、自分の好きな事を子どもたちに伝えていくのはもしかして一番難しいことであるかもしれません。
音楽は音を楽しむ事。まずはそれが一番大事。次に自分で決めたことは最後までやり遂げる事。
最後に鼓笛隊を成功させる事にあたって一番大切なこと(子どもたちとした秘密の魔法)
う~んまとめると運動会本番での晴れ舞台。先生は楽しみで仕方がありません。
先生自体がすっかりすみれ組のファンになりつつあるようです。