年長5歳児すみれ組。
今年もやってきました。お店屋さんごっこの季節です!!
遊びの中で色々な商品が生まれていきます。こちらは「どんぐり迷路」
紙を丸めてテープではって、楽しそうに作っています。
これは毎年人気の「マイク」を作っています。
「こんなのもお店で売りたいな!」オリジナル商品も完成です!
自分で考えたことが形になっていくのは素敵な事だと思います。
今年は恒例の携帯ショップがスマートフォンを発売したようです(笑)
お店屋さんごっこ当日。ラーメン屋さんのリアリティー光っていました。
面の量をお客さんに聞いて注文を受けてくれています。
このリアルな湯切りは誰を見てどこで覚えたものでしょうか?
こちらのすし屋さんは隣の釣り堀で釣った魚をすしにしてくれるシステム!!
わかりますか?釣りではカニも釣れるようですが、生息場所がとてもリアルです!
見事なまでのお店での対応や、接客・・・
お客さんとのコミュニケーションのある売り買い。この光景どこかでみたこたがあるとずっと考えていた担任です。・・・・・
あっ!!!わかった!!!
お魚探検隊の体験が活きているんですね!!!
まさに体験が経験になっていた瞬間だったんですね!!!
こうして盛り上がったお店やさんごっこなのですが、ここまでは前置きです。
お店屋さんごっこが行われた前日のすみれ組ではこんな活動が行われました。
題して「お金はどこからやってくる?」
子どもたちに質問すると、「お家の人が働いてお金をもらっている!」
多くの子どもが答えます。
教師:「そうですね!お家の人が一生懸命働いたお金でみんなに色々なものを買ってくれています!」
教師:「じゃあそんな大事なお金で買ってもらったものを幼稚園に持ってきたり、勝手に友だちと交換したりしてないよね?」
顔色が変わる子どもが多数いました。正直に言ってくれた子どももいました。
そこでお金の大切さ、お金を稼ぐ事の大変さを身をもって感じてもらいます。
教師:「今からするのはお手伝いではなくて仕事です。お店屋さんごっこで買い物するお金を働いて稼いでください」
ということで、この日は仕事をしに出発です。
幼稚園に落ちている危険物を拾ったり、草取りをしたりして一生懸命働きました。
みんな一生懸命働いています。
こうして労働認定のハンコをもらって買い物をするお金を稼ぎました。
念願の給料日です。
手作りの財布にお金を10枚数えて入れていきます。
「お金を稼ぐって大変だった」
活動後とお店屋さんをした後の子どもたちの感想です。
先生が一番驚いたのは・・・
一生懸命働いて稼いだお金。自分の好きなものを買いたいにもかかわらず、小さいお友だちの買い物をしてあげるお兄さんお姉さんがたくさんいた事。
小さな親心を感じたすみれ組のお店屋さんごっこでした。