研修の夏 その1

暑さの頂上を過ぎて下りかけている昨日今日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

夏休みに入り、預かり保育はありますが、教職員は一体何をしているのか!?夏休みだから、休んでいるのか。たしかに代わる代わるお休みも取りますが、ふだんなかなかできない保育記録のまとめをしたり整理や掃除をしたり、しています。とくに夏休みは研修シーズン。園内研修で教育体制やカリキュラムを確認したり見直したり計画を立てたり、園外の研修に出てお勉強したりしています。

これまでで代表的な研修を二つ紹介します。

7月23,24日に「まことの保育大学講座」の中四国大会が開かれました。松江が会場なので大会の計画・準備にもたずさわりました。

びさいからは4名の参加。

初日は「いいからいいから」などでおなじみの長谷川義文さんの「絵本ライブ」とよみきかせの研修。

 

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園の絵本にサインをしてもらって、そのすみやかなペンさばきに見とれつつ思わずにやにやしてしまうびさいの3人娘



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写真が悪いですが絵本ライブの様子です。
2日目は、野呂さかん先生の講演でした。詩人で、仏典童話もかかれ教科書にのせられる作品も多い大学の先生です。4年生の国語の教科書には「こわれた千の楽器」という名作が取り上げられています。
詩人の、詩が降りてくる体験談や、かぎりない命のつながりの話(これは長谷川さんも共通に話されたことです)、しかも「いのちを自分のものとおもったら大間違い」という、あいまいなごまかしのない、はっきりと仏教的なまなざしからのメッセージを下さいました。


8月7日には鳥取市で「鳥取県私立幼稚園教育研修大会」があり、6人で参加しました。午前中は比治山大学の井原忠郷先生によるパンチの利いた講演を聞き、午後からは分科会。

第7分科会では「お魚探検隊―ふるさと愛を醸成する保育の試みー」という研究発表がありました。もちろん、びさいの池淵先生が発表してきました。

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たくさんの質問を頂いた後は、ギャラリートークという手法を取り入れたグループワークを企画しました。
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参加した先生方が、本音を言えるような、でもちょっぴり意地悪な企画でしたが、むつかしくもあり楽しくもある研修になったようでした。
最後に、発表に対して西部教育局の指導主事、水嶋志都子先生より、指導助言を頂きました。指導助言というより、おほめの言葉に近いかな(笑)。

こうして研修の夏、充電の夏は続くのでした。


 

 

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