息を合わせ、音を合わせ

 年長5歳児すみれ組。

 フェスティバル間近のびさいようちえんにて。

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 イチョウの花束が届きました。

 

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 素敵な花束をありがとう。

 フェスティバルという子どもたちにとっての大舞台まで一週間を切りました。

 

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 季節は11月始め。最初に和太鼓の佐名木先生の演技を見た子どもたちは不思議と絶句。「手が見えなかった・・・・」

 この和太鼓にみなさんが挑戦するんですよ!

 

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 壁を相手に何やってるの?はたから見ると・・・怪しい。

 

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 これ実は立派な和太鼓の練習です。手が伸びるイメージを体に刻みます。

変わった練習は続きます。

 

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 輪になって怪しい練習?

これは自分の「音」と仲間の「音」を合わせるイメージ作りです。

 

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 思い起こせばあなたたちは、運動会の花形「鼓笛隊」も仲間の「音」をよく聞いて達成しました。

 自分だけでなく仲間の音をしっかり聞くことが「音を合わせる」ことの入口です。声が揃い出すと「息を合わせる」ことの入口が開けます。

 

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 「一人で出来ないことが、みんなと一緒なら出来る!!」

 言い方を変えるとそれは「息を合わせる」「音を合わせる」ということです。

これはあなたたちが運動会で先生に教えてくれたこと。

 

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 自分たちの「今」の姿を見て、良いところだけでなく悪いところも見えて言葉にできるのは「向上心」と呼ばれます。

完成間近の和大鼓が先生は楽しみです。

 

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 後に「劇」と呼ばれるこの遊びは、全員参加型の不思議な遊びです。

同じ世界観を共有し、自薦他薦問わずのオーディションを経てあなたたちは自分にも人にも認められました。それを世間では「役」と言います。

 

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だから先生は劇に関しては「練習」という言葉を一切使いません。「なりきろう」とか

「表現しよう」とか「演じよう」などしか言いません。多分これからもそうだと思います。

みんながなりきったり、表現したり、演じたりしたことが結果として劇と呼ばれるのが嬉しいからです。これはずっと前のすみれ組さんに教えてもらったことです。

 

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 本番には残念ながら参加できないあなたは、確かにすみれ組を飛ばしてくれました。それもただ飛ぶのではなく、「踊るように飛ぶ」というフレーズをすみれ組に残してくれました。

 

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 だからきっと今年のすみれ組は「踊るように飛ぶ」ことでしょう!

 

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 そして今年のすみれ組は先生に何を伝えてくれますか?

あなたたちが辿る軌跡が、びさいようちえんを創ります。だから先生は不安と緊張と少しの自信を持ったあなたたちと本番を成功させたいのです。

 相棒たち。本番まで「きばれ!」本番も「きばれ!」

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