年長5歳児すみれ組。
1月が終わろうとしていますがすみれ組の子どもたちは今日も元気にやっています。
自分のコマに色付けをして、世界にひとつだけのコマができました。
「コマ回し」を楽しみにして子どもたちの登園時間が早くなるという現象が起こっています。
鮮烈な青や緑。回してみるまで色合いがわからないのも魅力です。
自分にあった投げ方を会得し、交差する糸と心地よい音を奏でるこまの音。
1月って素敵だなぁと感じます。
遊びで鍛えた目と耳は「かるたとり」でも大活躍。
取れた喜びも然ることながら、
ダイビングキャッチの迫力も然ることながら、先生が一番好きなのは・・・
先生:「準備はいいですか?」
子ども:「はい!」
と言って読み札を読むまでの数秒の「間」。緊張感と静寂にクラスが包まれるところです。時間にして3~5秒。子どもたちが感じる体感時間はどのくらいなんだろう?
花札は美しい遊びです。
寒い戸外でも笑顔の花は満開です。
造形物は夢を乗せて今にも飛び立ちそうです。
雪という自然の産物は自然と遊びに盛り込まれます。
ひらがなの書き取りもはじまりました。
遊びの時とは違う静寂。鉛筆の音だけが響きます。文字への世界をのぼる階段の音のようです。
この有意義な3学期が健康に過ごせるようにと願いを込めた「羽根つき」も始まりました。
さっきの静寂はどこに行ったのでしょうか?君たちは先生にも容赦なく墨付けをしてくれます。
こうなれば全員に健康祈願するまで続けたいと思います。先生はみんなの健康祈願と、こっそり境港の大漁祈願をしました。
節分の豆入れを作りました。ルールは簡単。「豆が落ちない。材料も工夫も自由」
色々な形は君たちを写しているかのようです。それよりも嬉しいのは「先生○○していいですか?」と誰も聞かなかったこと。
どんな形をしていても全部正解です。
コマも色合いが変化してきました。遊び込み、気付き、工夫という名の光沢です。
先日小学校の先生と話をしたら「美哉の子は小学校でも1番こまが上手い」と言ってもらいました。先生はとっても嬉しかったです。
努力したことが初めて成功したとき、君たちの表情は輝き、自信が宿ります。
淡い光を放ちつつある君たちと「お別れ」の日が近いことを感じてしまう今日この頃です。