ごめんなさいの道筋

夏も終わりが近づき、久しぶりに登園した子どもたちは夏休みの思い出を語ってくれました。

「海に行った」とか「花火したよ」とか「おじいちゃんおばあちゃんに会いに行った」とか「先生夏休み何釣ってた?えっ!タコ釣ってるだ!」とか内容は様々です。

 

 

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夏季保育がはじまると、夏休み前に育てていた野菜は見事に枯れていました。
たくさん収穫させてくれた野菜にみんなで手を合わせました。

かすかに残る痩せ細ったパプリカをみて子どもたちと話をすすめていきます。
先生:「ものすごい小さいパプリカが残ってるね。どうしようか?」
子ども:「食べたい」

子どもたちが「捨てる」と言わずに「食べたい」と言ってくれたことを何とか形にしなければと思いました。

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ということで秋の訪れを知らせてくれる「イイダコ」さんにも協力してもらい、残ったパプリカも混ぜた「タコ焼き」作りに挑戦です。


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粉をふるいにかけて、

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出汁をしっかりシェイクして、

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野菜を切って、パプリカも入れて、



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、もうすぐ「パプリカ入りイイダコ焼き」の完成。



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完成!

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いつもと少し違うのは、「ごめんなさい」と「ありがとう」を言葉にしてからいただいたこと。

食べ物を残さないのは「ごめんなさいのしるし」と「ありがとうのしるし」が含まれているからです。

 

「ごめんなさい」もしっかり言葉にすることで、ごめんなさいへの道筋ができるといいなあ。

 

 

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夏の終わりが近づくと、大好きだったカブトムシやクワガタムシの多くが死んでしまいました。たくさん遊んで、時にはさまれて、エサもあげていました。

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子どもと一緒にカブトムシやクワガタムシのお墓をつくりました。



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一緒に手を合わせて「なもあみだぶつ」と唱えました。

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お花をお供えしてくれる子もいました。

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二呼吸位の間の後に、「えーと、ぼくエサあげてなくてごめんなさいも言う」という言葉が印象的でした。


 

 

 

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