うろこ雲を背景に新園舎がそびえる季節となりました。
こないだまで、型枠のよろいをまとっていた園舎が、そのよろいをぬぎ、粗々しいコンクリートの地肌を見せていると思っていたら
ふと気づくと表面がすべすべになっているではありませんか。よく見てみましょう。
ほんの数日の間に、園舎のおもてをすべすべにしたのは職人さんたちの「手」です。
左官ごて(ピンボケ、笑)
小さな園舎とはいえ、この表面を五人ほど(と聞いています)の左官ごてで全部なでるには、気が遠くなるほど大きさのように思えます。
これだけ技術が進んで、機械でなんでもできるように錯覚してしまいがちなのですが、依然として大事なところは手仕事が担っているのですね。
あらためて、職人の技に舌を巻いたのした。