年長5歳児すみれ組。
毎日ドキドキしながら野菜の生長と発見を楽しむすみれ組。
よくみるから見える世界と日々の気付きをを仲間と共有する心地よさを楽しみながら。
よくみてよく世話をしたからなのか、キュウリが収穫時期を迎えました。
「なんかドキドキするんだけど・・・」慎重に収穫。なぜ慎重かというと毎日観察して本当に大事に思っていた野菜だから。
「よし!とれたぞ!」周りの子も興奮していました。「みんなで早く食べようや!」
先生:「じゃあ食べる前に阿弥陀様にお供えに行こう!」
子どもたち:「えっ!先生お供えって何?」
先生:「どうして野菜がとれたと思う?」
子どもたち:「おひさまの力と土の力と風とか水の力でしょ?」
なかなかおもしろい話が出てきます。話をしていておもしろいです。
先生:「みんなの言うこと正解!ただおひさまも土も風も水も全部、阿弥陀様に抱っこされているんだよ」
子どもたち:「そうなの!だからお供えするのかあ」
キュウリにお手紙をそえて、みんなで本堂にあがります。
なぜかみんな少し緊張して「これがお供えかぁ」とお供え体験中。 そしてようやくお楽しみの料理タイム! 猫の手バッチリです!!声まで猫になってますよ・・・ みんななかなか板についています。 友だちの視線を浴びながら包丁をにぎります。 本日はキュウリの漬け物。なぜか味付けに気合いが入ります。 出汁と塩を合わせてこの日の給食の一品に。その後もキュウリが順調に収穫できたので、 先生:「2組さんにおすそ分けしようや」 子どもたち:「先生!おすそ分けって何!」 先生:「近くの人にとれたものや、作ったものをわけてあげることだよ」 子どもたち:「おすそわけするとどうなるの?」 先生:「ためしてごらん」 収穫したキュウリを2組さんにおすそわけしたところ・・・・2組さん「えっ!ありがとう!!」 その後ズッキーニとキュウリの漬け物をいただきました。 子どもたち:「これがおすそわけかぁ」 お供えをすることの少なくなった今日、おすそ分けをすることが少なくなった今日、こうやって子どもたちは育っていきます。 阿弥陀様ありがとうございました。 ちなみにこの絵本おすすめです。 砂糖・はちみつ・牛乳・小麦粉・シナモンがとても広い意味でとらえてあります。