年長5歳児すみれ組。
おもちつきが保護者のみなさまの協力のおかげで無事に終えた頃。だいたいこの時期から、毎年すみれ組では恒例の「冒険ファンタジー」が子どもたちの心をつかみます。
みんな集まって何を聞いているんでしょう?
これは「エルマーの冒険」という本の読み聞かせです。
この本は、たまに挿絵があるくらいで、普段子どもたちに読み聞かせをしている絵本のように絵はありません。ほぼ活字です。
この本を聞くのには簡単なルールがあります。
1、口は閉じて、みんなの良い耳と頭を使って話を聞いてね。
2、頭の中で物語を想像してね。
時折起こる歓喜の歓声や興奮は、子どもたちが物語の中に入り込んでいるのがよくわかる反応のひとつです。
この物語は全3冊あります。ちょうど卒園シーズンまで続くこの読み聞かせは、子どもたちの心をくすぐりつつも、毎年子どもたちの想像力の無限の可能性を担任に感じさせてくれる時間です。