スカイツリーよりもすごいこと

 

年長5歳児すみれ組。

 

6月のある晴れた朝。製作名人がいつものように製作遊びを始めました。

 

P1080081.JPG

 

 

 

 

「棒を作ってつなげている」とのこと。棒の長さを知りたい彼に・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 P1080080.JPG

 

教師がテラスで長さを測ってみたらと提案すると、彼は

自分の体を使って長さを測りました。興味を持った他の子どもたちも便乗。

 

 

 

 

 

会話がとても面白い。

 

 

 

他の子:「これすごいがん!スカイツリーみたいだわ!」

 

 

他の子:「50千万メートルくらいあるよ!」謎の単位が登場しました。知っている知識のなかで長さや単位や数をつなげたのでしょう。実際に長さや高さのイメージは出来ていないはずです。

 

 

 

  P1080082.JPG

 

 

 

ほら、もう遊びがつながりました。棒の長さはどんどん伸びていき、「先生!もうテラスじゃ広さがたりない!」

 

 

 

「もっと広い場所を探してみたら長さがわかるかもしれないね!」と教師が伝えると全力で走り出した子どもたち・・・・一体どこへ・・・

 

 

 

 

   P1080084.JPG

 

 

 

彼らが向かった先は隣の講堂でした。確かにここならテラスよりも広いですね。

 

 

 

ただ、この人数ではまだ足りないようです。

 

 

 

 

    P1080083.JPG

 

 

 

すると、「ぼくも!」、「わたしも!」と風のように駆けつける仲間たち。

 

 

 

子どもたちを惹きつけているのは、間違いなくこの遊びの魅力です。

 

 

 

 

     P1080085.JPG

 

 

 

どのくらいの長さだったの?と聞いてみると、

 

 

 

「えーと、僕と○○くんと、○○ちゃんと、○○くんと・・・・・・・・・・・・・・・・・を合わせた長さ!」

 

 

長さの単位が「友だちの名前」で出来るなんて!先生はスカイツリーよりも魅力的でとても素敵な言葉だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次