まぐろ集会のなるものが境港市の幼保で開かれたことは、さまざまの報道などでご存知かと思います。
びさいでも開かれて「貴重な」まぐろをご馳走になりました。海とくらしの資料館からクロマグロのはくせいもやってきました。
その集会の直後、部屋に戻った子どもたちの描いたまぐろたちです。
一匹でも大漁と言いたくなるような迫力。担任曰く「はくせいを見ている目が違った」。均整のとれたフォルムは圧巻ですね。
女の子は興味ないかなと、主催の濱野さんが女の子たちの反応を見て言っていたのですが、いえいえ、この絵を見てください。
まぐろが100キロの速さで泳いだりイカを食べたりという寸劇が印象に残ったのか、
イカを食べるシーンも描かれています。
これは筆致が独特です
この子は腹の色の印象が強かったのでしょうか。いい色を出しています。
話を聞きながら、想像が広がったのでしょうか。海を実にたのしそうに泳いでいますね。
紙が足りなくなったのでしょう。尾びれがちょっとちぢこまってしまいましたが、それにしても実にリアル。よくよく見ています。はくせいを見ながら描いたんじゃないですよ。彼の、心のカンヴァスと印象という画法が、どんなふうになってるのか知りたくなります。