2月18日は第84回創立記念日でしたが、その記念に面谷真理子先生のピアノコンサートがありました。
現れるやいなやピアノを奏でだす先生に、一体何が起こるのか引き込まれている様子。
「本物に触れる」というのがびさい流ですが、先日はいわしの本物を手開き、今日はプロの演奏。境港でさかんなのはブックスタート、アートスタート、びさいでは包丁スタート、手開きスタート、そして今日はクラシックスタートになったかな。
クラシックの名曲を生演奏で聴くというのは、園児たちにとって初体験だったことでしょう。保護者の方の何人かも、こんな近くで見れることはない、とのこと。
演奏につられて思わずエア・ピアノを引き出す子どもたち。
曲からイメージをふくらますコーナーで「バースデーケーキ」という曲がありましたが、こちらにもバースデ-ケーキがたくさん。
年長児がお祝いの粘土ケーキをお供えしたのでした。
今回は手紙もありました。
84歳の美哉幼稚園に声をかけ、自分がいなくなっても悲しまないでねというもの。
コンサートでは、手足を納めて、ただ聴くだけという営みを理解できない子も実行できない子もたくさんいましたが、年長組の中にはこんな感想を述べる子もいました。
「速いところがカッコよかった」
「いろいろなメロディーがあってたのしかった」
「ラピュタと『川はだれのもの』があってよかった。ちょうど歌いたかった。」
「さわやかな音楽がとってもきれいだった」
保護者の方も、子育て中にはなかなか得難い機会で、しあわせな時間が過ごせたというふうな感想を、異口同音に話してくれました。
面谷先生、心洗われるような演奏を、ありがとうございました。