年長5歳児すみれ組。
さすが幼稚園で一番お兄さんお姉さんになった子どもたち。会話をすると時系列を含んで説明ができていたり、具体的な数字を使って表現できていたりします。
さまざまな体験が子どもたちの概念を伸ばしているのでしょう。
そんな時期だからこそ数字だけにこだわるのではなく、
身体を使った表現をしたいところです。
「○○君の頭と同じくらいか少し高いね!」
何メートルとか何センチではなく、自分の名前も高さの単位になります。
「ぼくの眉毛くらいだな」というのも立派な単位です。
「わたしのおでこの高さ!」
「わたしは眉毛だけど!」
「わたしは手を伸ばさんと届かん」
それぞれの身体を使うのでそれぞれの高さになってしまいますが、これも一緒に遊んだからできた共有単位です。
「もっと高くしたい」という遊びに対する志は、
明日はどんな単位を生むんだろう。