年長5歳児すみれ組。
たとえば昨日「お笑い大会」をしたいと子どもが言ったとします。いえ、実際に言っていました。
そこで大切なこと。それが作り出すということになるでしょうか。
いざ当日になると、お笑い大会に参加する子どもは、講堂にて笑いを得るための修練をしています。
そこで注目したいのは裏方の子どもたち。
看板があれば盛り上がるとのこと。
だれが優勝したかわかるように審査員がいるというアイディアと参加チームの名前の札を作ってくれています。
あと何本広告で棒を作ればいいのかなど、指折り数えて相談しながら作業をすすめています。
出来上がった看板を設置して雰囲気も盛り上がっています。
こうして開かれた「すみれお笑い大会」。
仕切りも司会者中心に自分たちでします。
珍しい組み合わせのコンビが登場したり、
意外な人が不思議なネタを披露したり、
小笑いや大爆笑織り交ぜつつ進行したり、結成年数が2年なのに下馬評ではダークホースコンビが大爆笑をとったり、
会場が一体になったり、
誰が優勝なのかインタビューしても困ってしまったり(笑)
審査員の人は意外と悩まなかったり(笑)
子どもたちがしてみたいということを、作って形にして、決定権も子どもたちです。
舞台は参加した子どものものに見えますが、舞台に出た子どもたちがちゃんと手伝ってくれた人・見てくれた人に「ありがとう」を伝えていました。この「ありがとう」が、「この遊びの参加者はクラス全員でした」といっているようでした。
ちょっと感動しました。お笑いのおもしろさのせいにしてちょっと涙ぐんだりして。