続・リアルを求めて

 

年長5歳児すみれ組。

昨年のすみれ組の子で、ちゅうりっぷの花の前で「ちゅうりっぷ」の歌を歌う女の子がいました。

本物のちゅうりっぷ前で歌という形で表現する。もちろん、その時の思いや気持ちみたいなものを身体で表現しながら。

きっとこれが表現の本質でしょう。そんなことを気づかされた昨年。

だからやっぱり今年もどんどん本物に触れに行こう。

 

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やって来たのは春の海。なぜこのショットで写真が撮れるかというと、すみれ組より海に興奮してしまう大人がいるんでしょうね。きっと笑

 

 

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本物の海をみて子どもたちは「しおのにおいがする」「うみがなみをうごかしている」「あおじゃなくてみどりっぽい」など、するどい感性で海をとらえていました。

 

 

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手話を交えて「海」のうたを海に贈る。だれかがはじめてみんなでしている。

 

 

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海と子どもたちのちょうど真ん中に立っていた先生は、君たちの表現に、二つの海に挟まれているような感覚になりました。

 

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今、身体で感じている音、風、色、感触は、眼前にある本物からもらっているものです。リアルを求めれば身体に風土が染み込むのです。

前のすみれ組さん。この海でサビのメロディができたあの唄を、そろそろ今のすみれ組さんに渡すときが来たように思っています。

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